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TV「ハケンの品格」から見直すシングルマザーの働き方

派遣シングルマザー

 

2020年6月17日より大人気ドラマ「ハケンの品格」の続編がスタートした。
「ハケンの品格」は日本テレビ系列で13年前に大ヒットしたドラマである。

ドラマの主人公は大前春子(キャスト:篠原涼子)、高単価で仕事がバリバリ出来る派遣社員で
派遣社員である大前春子を中心に様々な社会問題に対して強烈なメッセージを伝えていくドラマとなっていて、
派遣社員に留まらず女性の働き方、活かし方という点で絶大な支持をされている。

今回の見どころは大前春子が13年後、一度結婚をしたが離婚しシングルマザーになってまた派遣社員として復活していくという点にあり、
現在国内でも3世帯に1世帯は離婚という離婚で発生する様々な課題から、貧困層や生活弱者層といわれる非正規社員の扱い方という課題
そして女性の社会的低評価に対して真向からぶつかっている。

確かにシングルマザーの働き方や仕事、低所得、社会的不利益はいまだに解決されていない。
それどころかAIや昨今ではコロナ禍で生まれたテレワークなどで益々雇用事態の在り方が崩壊し、働く側も雇う側もそこまで行き届かないというのが現実だ

そんな中で子供抱え生き続けなくてならないシングルマザー(母子家庭)とは社会が生み出した不条理な悲劇ともいえるであろう
現在ではシングルマザーに関して実質有効に役立てている政策やサービスなどは成熟しておらず、雇用に対する精神的な保護くらいしが該当しない。

大前春子の様な派遣社員として高額で働くというフリーランス的な働き方は現代を生き抜くには不可欠といえるだろう。

今後とも「ハケンの品格」改め「派遣社員の生き方」には注目しなくてはならない